発電機の負荷運転点検は防災の一部です
建物内の防災には、避難経路を正しく確保することと、消火設備が正常に機能することが欠かせません。
また、火災の発生時には正常に異常を感知し、避難を周知することが重要で、近年は住宅用火災警報器の設置が義務付けられているほどです。
しかしながら、こうした防災設備の稼働には電気が欠かせません。
ところが、その電気は常に安定供給されるものではなく、特に地震災害に伴って寸断されることがあります。
平成30年に発生した北海道胆振東部地震が発端となった北海道のブラックアウトは、大規模集中型の発電システムの危うさを示した一例であり、一般家庭や一般の事業所においても非常時の電源確保が必要であると改めて認識したきっかけといえるでしょう。
もちろん、大規模な事業所や人の集まる商業施設においては非常用の自家発電機が備えられており、安全確保がされているといえます。
しかし、それが正常に動作しなければ、安全確保はできません。
定期的な無負荷の空ぶかしによる点検は、エンジン内部に炭素成分を蓄積させるため、必ず負荷運転点検が必要になるのです。
株式会社J&Jコーポレーションは日本発電機負荷試験協会に加盟するメンテナンス会社です。
こちらの会社では、通常は大規模なケーブルの布設と全館停電を伴う負荷運転点検を、乾式負荷運転試験機を使うことによって、停電なしに行うことを可能にしています。
非常時の電源確保と確実な消防活動のためには、信頼性の高い会社にメンテナンスを依頼することが重要です。